いぶきくん 転倒後外傷性てんかん?の経過記録

我が最愛なる息子、いぶきくんが2022/05/12に転倒して外傷性てんかんで意識消失。現在も大学病院で治療継続中です。その経過記録です。

ことの成り行き 05月14日

05月14日は、鎮静を漸減させていき、それでもてんかん発作が起こらないようであれば抜管(人工呼吸器の管を抜くこと)をする方針であることは先日から聞いておりました。
抜管できれば、とりあえず一つの山を超えるのかなと私と妻は考えておりました。
事実、抜管できれば、いまは大部屋で看護士さんの24 時間管理であったところが、個室への移動となり妻が付き添いできるようになります。
お昼くらいにいぶき君はどうやら自分で管を抜いたらしく、その後も安定していたため、妻は病院に呼ばれ、個室管理でいぶき君の付き添いとなりました。私と妻はその話を聞いた時、一山超えたものだと思い抱きしめあって喜びました。妻もるんるんな気持ちでしばらく病院に泊まりにとなるため、その準備をしておりました。


しかし、その後、鎮静も終了したのにいぶき君の焦点は妻と会うことはなく、
また顔面のピク付き、口腔からの泡が出現し始めました。
私は終了した鎮静剤がまだきれていないだろうとやや楽観視しておりました。
鎮静材はプレセデックスとミダゾラムでした。
しかし、状態が不安定のため再度、CTが実施されました。
その後、私も病院へ呼ばれて説明を妻と受けました。
先日にとったCTに比べて右の頭頂葉と後頭葉に低吸収域が広がっているとのことでした。
低吸収域とは脳へのダメージらしいのです。
また脳も浮腫んでいるためその治療も必要とお話しいただきました。
低吸収域の範囲は結構広く、生命を脅かす可能性(死亡のこと)もあり、またそうでなかったとしても後遺症が残る可能性は極めて高いとのことでした。正常な知能曲線を示すカーブは期待できないであろうし、ベッド、車椅子の生活になるかもしれないとも御指摘いただきました。いぶき君は再度大部屋での管理となり妻は自宅待機となりました

ことの成り行き 05月13日

非常に心配ではあったのですが、てんかん発作なのかな?
治ればすぐに元通りに戻って退院できるかなくらいの気持ちで帰りました。
全ての検査が終わったのは朝3時頃でした。
小児科の先生方ありがとうございました。


ほとんど寝ることなく05月13日は私も仕事に行ってきました。
いぶき君は鎮静をかけられ、人口呼吸器管理後は特にてんかん発作も起こしてなく経過していたため、小児科の先生は徐々に鎮静を減らして覚醒させていく方針だとその日は電話で教えて頂きました。
ただし前日にとったCTでは頭蓋骨骨折は認められなかったがごく少量の硬膜下血腫は認められ、また脳も一部分浮腫状になっているからそれがてんかん発作の原因なのではないかと教えて頂きました。

ことの成り行き 大学病院

大学病院についてからは小児科の先生達に見て頂きました。
私が知っているような全身が痙攣するてんかんとは違うてんかん発作が疑われて人工呼吸器管理後、鎮静がかけられました。てんかん発作の原因精査のため代謝、感染などの沢山の採血、また髄液も採取されました。頭部CTもとられましたがその時には明らかな以上は認められないとのことでした。
しかし経過が経過なだけにもちろん入院管理となりました。そして私たちもその日は家に帰宅しました。