いぶきくん 転倒後外傷性てんかん?の経過記録

我が最愛なる息子、いぶきくんが2022/05/12に転倒して外傷性てんかんで意識消失。現在も大学病院で治療継続中です。その経過記録です。

立派な妻

私は悲観に暮れまくってました。
10ヶ月の未来ある子供の未来を奪ってしまった。
今後、高度機能障害の可能性が高い。


私も泣きまくっていましたが、当然、妻も涙が止まりませんでした。
しかし妻は立派です。
いぶき君が高次機能障害になろうが全然関係ない、
高齢出産で産んだし、元々障害を持って生まれてくることも覚悟していた、
喋れなくても、動けなくても、ただただこれまでみたいに側にいてくれれば良い。
3人+ねこで暮らしていければ良い。
妻はそう話しました。
そして、もし高次機能障害のいぶき君を私が見てられないようであるならば
その時はいつでも出ていくから言っても構わない、とまで言われました。
妻は立派です。
いぶきくんはいぶきくん、今後どんな状態であろうといぶき君には変わりないのです。
くそ人間な私ですが、妻、いぶきくんと今後、どんな現状が待ち受けていようと
3人でスクラム組んでやって行くつもりです。

少し私たち夫婦の話

少し私たち夫婦の話。
私は今年43歳、妻は40歳です。
結婚したのは4年前、お互いいい歳ではありましたが初婚でした。
これまで自分の命より大事なものなどあるものであろうかと考えていた私ですが、
自分の子供はそうではないと何かで伝えきき、
そんな最愛なる存在が強く欲しました。
妻はわたしに比べて人間ができており本当に本当に子供を好き好きででやはり出産を強く希望しておりました。頑張ってできなかったらその時は養子も考えようと行ったことを居酒屋で相談したことも強く覚えております。


なかなか色々と試しましたが妊娠にまでいかず、キットで妊娠が陽性、卵巣に胎嚢ができたところまではたどり着きましたがそれ以上の発展はなく流産も経験しました。それでも妻は諦めず体外受精を経験してとうとう妊娠しました。あの時の感動といったらありません。そこからは大事に大事にして1ヶ月早めの出産、帝王切開でしたがとうとういぶき君がこの世に生まれてきてくれました。

ことの成り行き 05月15日

これまで元気にはいずり回って、笑ってくれて、たまに歌にはなってないけど変な歌を披露してくれたいた10ヶ月の最愛の息子が今後、高次機能障害の可能性が高いと話。
生きてる心地が全くしませんでした。
死ぬ勇気がなかったから死にませんでしたけど、
死ねたならどれだけ楽なことかと心から思っていました。
その日は一睡もできずに仕事に行きました。
当然、まともに仕事ができるわけないので、
上司に理由を言い1週間の休暇をいただきました。