いぶきくん 転倒後外傷性てんかん?の経過記録

我が最愛なる息子、いぶきくんが2022/05/12に転倒して外傷性てんかんで意識消失。現在も大学病院で治療継続中です。その経過記録です。

今後の方針

とりあえず、これまでの経緯を書かせていただきました。
もし、同じような経験をした方がいらっしゃいましたら情報を共有させて頂ければ幸いでございます。
また、今後のいぶき君の経過を報告できればと思っております。


本当の一番の目的は私達が味わったここ数日の惨劇を一人でも今後回避できればと思っております。つかまり立ちを始めた子は転びやすいとは色々と書いてはあります。
そして、それに対してリュック型やヘルメット型の予防手段はありますが普及はまだまだかと思います。そこらへんに対して意見を交換できる方がいればぜひお願いします。
今日も午後から病院に面会に行ってきます。

父親のことば

5月15日の朝に父親にいぶき君の経過をまとめて話しました。
それまではあまり心配かけたくないため連絡しないでおきました。
彼は75歳ですでにリタイアはしておりますが元精神科医です。
他県在住であり、いぶき君にも両親以外は面会できなく、
また私も妻もあまり誰とも会いたくなかったので、
電話で経過は話はしましたがこっちにはこなくても良いと伝えました。


しかし父親はその数時間後に新幹線でやってきました。
とりあえず、家でお茶を飲みながら話しました。
父親がいうには、私と妻は精神科での急性ショック状態とのことでした。
これは一種の病気なので薬を飲んでまずは精神を安定させたほうが良いと抗不安を差し出してきました。
また、父親は、こう言った高次機能障害の子供の成長も何人も見てきたことがある、0歳〜3歳の子供の脳の復活する力を見くびるな、また右がダメージを受けていれば左のほうがそれを補おうともするんだ、などなど話してくれて、100%とは言わないが幼稚園くらいまでには90%は回復するとまで言ってくれ、絶対大丈夫と何回も連呼してくれました。
本当かどうかわかりません。けど、その言葉にどれだけ救われたかわかりません。
それが真実かは今後、長い経過を見ていかなければわからない。
けどわらをも掴む気持ちでネットで何か希望ある情報を探しまくっていた自分、
父の言葉は本当に希望を与えてくれました。
感謝のしようがありません。
ありがとう。

05月16日

この日は深めの鎮静でてんかん発作はなく落ち着いているようです。
無理を言ってこんなコロナ渦であるというので毎日夫婦2人での少ない時間での面会を許して頂いております。
また明日はMRIで評価したいと先生はおっしゃられておりました。
そこでまた脳へのダメージが広がっていたら、また私はやはり悲観に暮れてしまうのであろうと思います。
結果を聞くのが怖すぎる。


病院の先生達はとてもよくしてくれております。深夜帯だというので何回もICをしてくれました。
しかし、医者という職業柄、あまり希望を持たせるようなことは軽く言えないんでしょうね。
こちらが、少しでも希望の光が欲しくて、そのような可能性についてすがるようにきいてみても「何とも言えません」「今後の経過次第だと思います」的な返答ばかりでした。